【評判】就労移行支援事業所「atGPジョブトレ」全6種を徹底解説!

障害者の就職支援実績NO.1の株式会社ゼネラルパートナーズ。

障害者の就職支援の中でも、ゼネラルパートナーズが運営する就労移行支援事業所「atGPジョブトレ」は、症状別や得られるスキルに特化しているため専門性に長けており、より自分に合った事業所が見つかる可能性があります。

この記事では、就労移行支援事業所ルーツの支援員が、ゼネラルパートナーズが運営する就労移行支援事業所「atGPジョブトレ」を6種ご紹介します。

【新田 敏美】
就労移行支援事業所ルーツ横浜関内の支援員として働いています。支援員の目線からわかることをご紹介します。

就労移行支援事業とは

ジョブトレの評判について紹介する前に、そもそも就労移行支援事業とはどのようなサービスであるのかおさらいしておきましょう。

就労移行支援事業とは、一般企業への就職を目指す障害を持つ方を対象に就職に必要な訓練・サポートを提供する福祉サービスです。

就労移行支援事業所で用意されている訓練は、基礎的なPC訓練やビジネスマナー・コミュニケーション面の訓練、資格勉強カリキュラムなど各事業所によって様々です。

生活リズムを安定させるためのヒアリングや面談はもちろん、就職活動のサポート・アドバイスなども行っています。

また、前年度の世帯所得にもよりますが基本的に無料でサービスを受けることが可能です。

区分 世帯の収入状況 負担上限月額
生活保護 生活保護受給世帯 0円
低所得 市町村民税非課税世帯 0円
一般1 市町村民税課税世帯(所得割16万円未満) 9300円
一般2 上記以外 37200円

 

 

引用:厚生労働省HP「障害者の利用負担について」

過去の記事で就労移行支援事業所の1日の流れも説明しておりますので、気になる方は是非ご覧ください!

事業所を選ぶときのポイント

就労移行支援については理解しているけど、事業所が多すぎてどこを選べば良いのか分からない…。そんな方のために、就労移行支援事業所を選ぶときに注意したいポイントを6つ紹介します!

✔ 希望する仕事内容に合ったカリキュラムがあるかどうか

✔ 就労実績や定着率

✔ 独自の紹介先があるかどうか

✔ 無理のない通所範囲か、働きたいエリアに事業所があるかどうか

✔ 交通費や昼食の支給はあるか

✔ 講座など気分を切り替えられる時間があるかどうか

就労移行支援事業所によってカリキュラムや強みは異なります。自分の望む将来像に近づくためにはどの事業所があっているのか、よく調べることがとても重要です。

また、事業所の強みや雰囲気の良さも大切ですが、自宅からの距離も考える必要があります。どんなに良い事業所でも、通うのが大変では長続きしない可能性があります。

こちらの記事でも事業所選びのポイントについて解説しているので、是非ご覧ください!

atGPジョブトレとは

atGPジョブトレは、株式会社ゼネラルパートナーズが運営する就労移行支援事業所です。

うつ症状コース・発達障害コース・統合失調症コース・聴覚障害コース・難病コースの計5種で展開されている障害別コースとIT・Webスキルの習得に特化した「ジョブトレIT・Web」が用意されています。

ゼネラルパートナーズとは

ゼネラルパートナーズは、「社会問題を事業で解決する」をミッションに、「誰もが自分らしくワクワクする人生」をビジョンに掲げ、障害者雇用支援事業を中心に様々な事業を展開するソーシャルベンチャーです。

障害のある方向けの総合就職・転職サービスatGPを始め、症状別または得られるスキルに特化した専門の就労移行支援事業所「atGPジョブトレ」を運営しています。

atGPジョブトレだからできること

障害者の就職支援実績No.1であるatGP(アットジーピー)の企業ネットワーク

障害者雇用支援サービスの15年以上にわたるサポート実績と、2,500社にも及ぶ業界トップクラスの求人企業ネットワークがあります。面接や書類作成から、入社後も自分らしく安心して働き続けるためのサポートをします。

実績のある豊富な就労準備プログラム

就労移行支援事業所の運営で培った知見を活かした、障害のある方が働く上で必要な能力を身につけるプログラムがあります。症状や特性を理解し、コントロールすることを学ぶ自己理解のプログラム。実践的なビジネススキルを学ぶ、ビジネススキルトレーニングなど、スキルアップと同時に、就労への準備も充実しています。

【atGPジョブトレ】公式HPへ

ゼネラルパートナーズが運営する「atGPジョブトレ」6種

atGPジョブトレうつ症状コース(旧シゴトライ)

うつ病を専門としており、実践的なスキルアップのためのプログラムや豊富な就職ノウハウもあり、定着率が94.4%と高いことが特徴です。

対象 うつ病
就労実績 52名 (2017年度)
定着率 94.4% (2017年|半年)
対象地域 秋葉原・大阪
事業所数 2事業所 (2020年度)

【atGPジョブトレうつ症状コース】公式HPへ

うつ症状の方専門のプログラム

うつ病の方に向けた、ストレスマネジメントやコミュニケーションスキル向上に向けた取り組みを行っています。

  • ピアサポート:同じような症状や悩みを持つ人同士で話し、問題への対処法や改善案を情報交換する
  • ストレスマネジメント研修:うつ症状の再発防止に有効な認知行動療法やストレスへの対処方法について学ぶ
  • グループワーク:対人関係に自信をつける
  • Dr.DOC(ドクタードック):主治医等との情報共有を適切に行い、体調の安定を目指すためのツール

実践的なビジネススキルのプログラム

オフィスワークに向けた実践的なスキルが習得できます。成果発表の際には企業が見学に来ることがあり、そこから就職に結びついたことも多数あります。

  • PC研修・ビジネスマナー研修:専門の講師からWord、Excel、PowerPointを基礎から応用まで学ぶ
  • 総合科目:納期のある実務を想定した業務にグループで取り組む研修
  • 企業実習:入社前に企業へ取捨し、通勤や業務訓練を行う

atGPジョブトレ発達障害コース(旧リンクビー)

自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群、ADHD、LDなど発達障害専門のサービスです。発達障害に特化しているため、障害特性を理解した効果的な支援が期待できます。

対象 発達障害
就労実績 不明
定着率 90% (半年)
対象地域 東京・大阪
事業所数 3事業所 (2020年)

【atGPジョブトレ発達障害コース】公式HPへ

実践的な職業トレーニング

実際の仕事や職場と近い模擬職場で実践的なトレーニングを行います。

  • 納期までに業務を完成させる
  • チームメンバーと効率的な業務分担を行う
  • 業務の優先順位をつける

これらの職場で期待される課題に対して繰り返しチャレンジして就職後に活躍できるビジネススキルを身に付けます。また、事務系を中心に様々な仕事を体験できるので、適性や興味を発見できます。

コミュニケーションスキルのプログラム

ビジネスマナーや、仕事をミスなく円滑に進めるために有効な、上司やチームメンバーに対するコミュニケーション手法について、知識習得だけでなく模擬職場で実践を通じて体得していきます。ビジネスコミュニケーションを「分かる」だけでなく「できる」ようになることを目指します。

  • 報連相
  • アンガーマネジメント(怒りの感情をコントロールする手法)
  • 電話対応
  • 歓送迎会

atGPジョブトレ聴覚障害コース(旧いそひと)

中途失聴や難聴など聴覚障害を専門としており、「聞こえ」の課題を把握し対処法を身に付ける実践的な研修があり、不安解消を目指します。

対象 聴覚障害
就労実績 不明
定着率 不明
対象地域 東京
事業所数 1事業所 (2020年)

【atGPジョブトレ聴覚障害コース】公式HPへ

「聞こえ」を客観的に理解する力を身に付ける

自分の耳の聞こえる程度を理解し、できることを明らかにしていきます。そして仕事をするうえで必要なスキルを習得しつつ、キャリアカウンセリングを通じて一人ひとりに合った就労の支援を行います。

ITを使ったコミュニケーション手段を身に付ける

スマホやタブレット、PCを使用し、ITリテラシーを磨き、伝える手段を多く身に付ける研修があります。ITだけでなく、読話や筆記、手話、指文字など時と場合に応じて自分なりに活用できる手段を学びます。

atGPジョブトレ統合失調コース(旧リドアーズ)

国内で唯一、統合失調症を専門としている事業所です。専門特化しているからこそ、障害の特性や課題を理解し効果的な支援を行います。

対象 統合失調症
就労実績 15名 (2017年度)
定着率 93% (2017年度|半年)
対象地域 東京
事業所数 1事業所 (2020年)

【atGPジョブトレ統合失調症コース】公式HPへ

自分自身を理解し、ストレスマネジメントができる

社会で活躍している同じ症状がある方の体験談を聞くことや、お互いの症状管理法について学び合う場があります。症状をコントロールしながら長期的に能力を発揮できる力を身につけることができます。

atGPジョブトレ難病コース(旧ベネファイ)

難病を専門としており、職員が共に一人ひとりの疾病と向き合いながら就労を目指します。

対象 難病
就労実績 不明
定着率 不明
対象地域 東京
事業所数 1事業所 (2020年)

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難病の方専門のプログラム

難病の方に向けた、自身の疾病と向き合うプログラムがあります。

  • 難病管理:症状の理解からストレスへの対処法を学び、企業への配慮事項をまとめる
  • ピアサポート:難病で苦労した経験のある仲間とグループワークを行い、自己理解を深める

【IT・Web】ジョブトレ

症状別のコース制で、Web制作に特化した事業所です。現役プロクリエイター講師の講座や専門スタッフによるサポートで充実した学習ができることがポイントです。

対象 精神・発達・知的・身体・難病
就労実績 不明
定着率 不明
対象地域 東京
事業所 2事業所 (2020年度)

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未経験からでもWeb制作のすべてのスキルが身に付く

Webサイトの企画から、設計、デザイン、コーディング、公開まで、すべて一人でできるようになります。Webレイアウト・デザインの基本から、 最新のWebサイト制作に必要なHTML5やJavaScriptなどの高度なスキルまで、幅広く学べます。

現役プロクリエーターの講師からノウハウを学べる動画授業と専門スタッフによるサポート

現役プロクリエイター講師による丁寧でわかりやすい授業であり、初心者の方でも簡単に理解することが可能です。自分のペースで進められますので、苦手なところは何度も学習。わからないところは、教室に専門スタッフがおりますので、その場ですぐ質問ができます。

実習で実践的に学べる

ゼネラルパートナーズをはじめ協力企業様の実際のWebプロジェクトに参加し、身に付けたWebスキルを使ってWeb制作を実践できるチャンスがあります。

最後に

いかがでしたか?

今回は、ゼネラルパートナーズが運営する就労移行支援事業所「atGPジョブトレ」を6つご紹介しました。

症状別や得られるスキルに特化している事業所を検討することで、より自分に合った事業所が見つけられる可能性があります。

少しでも気になったら、実際に見学や体験に行き自分との相性を確かめてみることをおすすめします。

また、Puenteでは就労移行支援事業所ルーツとともに障害のある方の就労を応援しています。

ITスキルを中心に完全個別のカリキュラムで訓練することができます。見学・体験・説明会を開催していますので、お気軽にお問い合わせください。