今回の記事では、神奈川県横浜市の【桜木町・みなとみらいエリア】にあるおすすめ就労移行を5選紹介します。
また、事業所を選ぶ際のポイントや、利用の流れも徹底解説。
気になる事業所がありましたら、ぜひ一度、お問い合わせをしてみてください!
【Puente編集部】
元就労移行支援員で構成されているメディアです。
全国の就労移行支援事業所の紹介はもちろんのこと、就労移行支援員で培った経験、ノウハウを基に障がい者向けの就職や日常生活に役立つ情報を発信しています!
目次
就労移行支援事業所とは
就労移行支援にはどんな人が通っているの?
就労移行支援の利用対象者は、18歳〜65歳未満の障害や難病のある方です。
障害者手帳がなくても、医師の診断書や自治体の判断により、就労移行支援事業所を利用できることがあります。
実際に、以下の障害のある方たちが、就労移行支援事業所を利用しています。
【精神障害】うつ病・統合失調症・躁うつ病(双極性障害)・不安障害・適応障害・アルコール依存症など
【発達障害】ADHD・LD・アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム・広汎性発達障害など
【身体障害】難聴・聴覚障害・視覚障害・肢体不自由・内部障害など
【その他】知的障害・難病
就労移行支援の利用料
就労移行支援は最長で2年通うことができ、利用料は前年度の収入によって異なります。
実際に就労移行支援事業所に通っている多くの方が、就労移行支援を無料で利用しています。
世帯の収入状況 | 負担上限月額 | |
生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
低所得 | 市町村民税非課税世帯 | 0円 |
一般1 | 市町村民税課税世帯(所得割16万円未満) | 9300円 |
一般2 | 上記以外 | 37200円 |
(障害者の利用者負担|厚生労働省 より)
自分に利用料がかかるかどうかが分からないという方は、お住まいの地域の障害福祉課に問い合わせをしてみるようにしましょう。
就労移行支援事業所を選ぶ際のポイント5つ
就労移行支援を利用する際は、以下のポイントに注意しながら選ぶようにしましょう。
就労移行支援事業所は、事業所によってカリキュラムや支援の仕方が大きく異なります。
「自分が通い続けることができるか」「希望する就職を実現できそうか」を考えながら、就労移行支援事業所を選んでみるようにしましょう。
①希望する職種内容に合ったカリキュラムはあるか?
②就労実績や定着実績は十分か?
③無理のない通所範囲か?
④交通費や昼食費の支給はあるか?
⑤講座などの気分を切り替えられる時間はあるか?
就労移行支援事業所の利用の流れ
①通える範囲内で就労移行支援事業所を探す
②興味のある事業所に電話、あるいはWebでお問い合わせをする
③相談・見学・体験の実施
④お住まいの地域の障害福祉課でサービス受給者証を発行する
⑤就労移行支援事業所にて利用契約・サービスの利用を開始する
通える範囲内で就労移行支援事業所を探す
就労移行支援事業所は、気になった事業所にお問い合わせをし、見学をすることで利用が可能になります。
そのため、まずは、自分の通える範囲内で就労移行支援事業所を探してみるようにしましょう。
通勤の練習として、電車に乗って通う距離の就労移行支援を選ぶこともおすすめです。
興味のある事業所に電話、あるいはWebでお問い合わせをする
気になる事業所が見つけられたら、電話あるいはWebでお問い合わせをしてみましょう。
就労移行支援事業所のほとんどが、無料の見学会や相談会を実施しています。
お問い合わせをし、相談・見学の申し込みをします。いくつかの事業所に申し込みをするようにしましょう。
相談・見学・体験の実施
相談・見学の申し込みをしたら、実際に相談・見学・体験の実施となります。
お問い合わせ時に、いつ相談・見学に行くのか日時が決まりますので、決まった日時に事業所に向かいます。事前に地図を確認し、時間に余裕を持って向かうようにしましょう。
もし、道に迷ってしまった場合は、事業所に電話をすると、道を案内してくれます。
相談・見学が始まったら、自身の悩みやわからないことを事業所のスタッフに相談をしてみるようにしましょう。
服装は、普段の私服で構いません。持ち物等は必要のないことがほとんどですが、お問い合わせ時に持ち物を言われた際には、忘れずに持っていくようにしましょう。
見学後に体験をすることも可能ですので、気にいった事業所があればその後体験を行います。
お住まいの地域の障害福祉課でサービス受給者証を発行する
見学・体験を実施し、利用したい事業所が見つかったら、利用をするための準備を行います。
就労移行支援を利用するためには、お住まいの地域の障害福祉課でサービス受給者証というものを発行する必要があります。
まずは、事業所のスタッフに「この就労移行支援事業所を利用したい」という旨を伝えましょう。
その後、障害福祉課に電話をし、サービス受給者証の発行の申し込みを行います。
電話や手続きが苦手という方も、事業所のスタッフがサポートしながら申し込みを行いますので、安心して進めることが可能です。
就労移行支援事業所にて利用契約・サービスの利用を開始する
サービス受給者証が発行できたら、実際に就労移行支援事業所にて、利用契約を行います。
事業所と利用契約を結んだら、就労移行支援事業所を利用することが可能です。
【桜木町・みなとみらいエリア】おすすめ就労移行5選
動画・Web・動画編集が学べる!就労移行支援事業所ルーツ(横浜西口・横浜関内)
一つ目に紹介する就労移行支援は「就労移行支援事業所ルーツ」です。
就労移行支援事業所ルーツは、桜木町・みなとみらいエリアに2店舗を展開しており、「ルーツ横浜西口」と「ルーツ横浜関内」があります。
ルーツは、IT特化の就労移行支援事業所で、プログラミングを初め、Webデザイン、動画編集などのITスキルや、Excel、Wordなどのパソコンスキルを身につけることも可能です。
卒業生の約4割がIT企業に就職をしており、実績も申し分ないと言えるでしょう。
対象 | 精神障害・知的障害・発達障害・身体障害・難病 (障害者手帳をお持ちの方ではなくても利用可能です) |
就労実績 | 17名 (2020年度 ルーツ全体) |
定着率 | 94% (6ヶ月定着率|2020年度ルーツ全体) |
事業所数 | 10事業所(東京、神奈川、北海道、千葉、大阪、石川、福岡|2022年) |
アクセス | ルーツ横浜関内 〒231-0048 神奈川県横浜市中区蓬莱町2-4-3 CIMA関内ビル8階 ※JR・横浜市営地下鉄 「関内駅」南口から 徒歩3分 横浜市営地下鉄ブルーライン 「伊勢佐木長者町駅」 A3出口から 徒歩4分 ルーツ横浜西口 〒221-0834 神奈川県横浜市神奈川区台町14−15 栄ビル3階 ※JR・東急東横線・みなとみらい線 「横浜駅」 中央改札より徒歩7分 横浜西口地下街 北8出口 徒歩3分 |
就労移行支援事業所ルーツの詳細はこちら
※公式HPに飛びます
事務職での就職なら!ココルポート 横浜関内Office
二つ目に紹介する就労移行は、「ココルポート 横浜関内Office」です。
ココルポートは一般型の就労移行支援で、定着率が89.4%と高水準となっています。そのため、事務職等のデスクワークでの就職を目指す方におすすめの就労移行支援です。
また、交通費支給やランチ提供のある事業所もあり、大きなメリットとなっています。
JR関内駅から徒歩4分の好立地で、個別相談会やOffice見学会も実施しています。
対象 | 精神障害・知的障害・発達障害・身体障害・難病 (障害者手帳をお持ちの方ではなくても利用可能です) |
就労実績 | 2,269名 (2022年度 ココルポート全体) |
定着率 | 89.7% (2021年度|ココルポート全体) |
事業所数 | 59事業所(全国|2022年) |
アクセス | ココルポート 横浜関内Office 〒231-0047 神奈川県横浜市中区羽衣町二丁目4番4号 エバーズ第8関内ビル4階 ※JR関内駅から徒歩4分、市営地下鉄関内駅から徒歩5分 |
ココルポートの詳細はこちら
※公式HPはこちら
業界最大手の就労移行!LITALICOワークス 横浜桜木町
3つ目に紹介する就労移行支援事業所は「LITALICOワークス 横浜桜木町」です。
LITALICOワークスは、紹介最大手の就労移行支援事業所で、一部上場企業であるLITALICOが運営をしています。
業界最大手の就労移行支援ということもあり、実績もカリキュラムも充実しています。また、どこの事業所でも安定したサービスが受けられると評判の就労移行支援です。
また、就職支援も充実しており、企業インターンや職場定着の支援も評判です。
対象 | 精神障害・知的障害・発達障害・身体障害・難病 (障害者手帳をお持ちの方ではなくても利用可能です) |
就労実績 | 16名 (2020年度 LITALICO横浜桜木町) |
定着率 | 100% (2020年度|LITALICO横浜桜木町) |
事業所数 | 59事業所(全国|2022年) |
アクセス | LITALICOワークス 横浜桜木町 〒231-0062
神奈川県横浜市中区桜木町1-1 桜木町ゴールデンセンター411
※桜木町駅より徒歩1分、日出町駅より徒歩9分 |
LITALICOワークスの詳細はこちら
※公式HPはこちら
就職率で選ぶなら!ミラトレ 横浜関内
4つ目にご紹介する就労移行支援は「ミラトレ 横浜関内」です。
ミラトレの強みは、高い就職率です。ミラトレの就職率は98%ととても高い水準を誇っており、ミラトレを卒業したほとんどの方が就職に成功しています。
また、ミラトレは、「dodaチャレンジ」などを運営するパーソルが運営元となっており、就職に関するノウハウも多くあります。
実績もノウハウも申し分のない就労移行支援事業所となっています。
対象 | 精神障害・知的障害・発達障害・身体障害・難病 (障害者手帳をお持ちの方ではなくても利用可能です) |
就労実績 | 平均就職率:98%(全体|2019年度) |
定着率 | 87.5%(6ヶ月定着率|2019年度) |
事業所数 | 13事業所(全国|2021年) |
アクセス | ミラトレ 横浜関内 〒231-0015
神奈川県横浜市中区尾上町6-83 東横尾上町ビル 1F
※JR「桜木町」駅より 徒歩6分、横浜市営地下鉄「関内」駅より 徒歩4分 |
ミラトレの詳細はこちら
※公式HPはこちら
関内駅から徒歩1分の好立地!manaby横浜関内駅前事業所
最後に紹介する就労移行支援事業所は、「manaby横浜関内駅前事業所」です。
manabyの一番のポイントは、オンライン学習システムを使い、ITスキルを身に付けられるという点です。
manabyでは、10種類以上のパソコンスキルを身につけることができ、HTMLやCSS、Illustrator、Photoshopなどのデザインスキルやプログラミングスキル、また、ExcelやWordなどの事務スキルも学ぶことが可能です。
manaby横浜関内前事業所は、地下鉄ブルーライン「関内駅」9番出口から徒歩1分と好立地です。
対象 | 精神障害・知的障害・発達障害・身体障害・難病 (障害者手帳をお持ちの方ではなくても利用可能です) |
就労実績 | 14人(2019年度|横浜関内事業所内) |
定着率 | 92.9%(6ヶ月定着率|2019年度) |
事業所数 | 22事業所(全国|2021年) |
アクセス | manaby 横浜関内駅前事業所 〒231-0013
神奈川県横浜市中区住吉町4-45-1 関内トーセイビルⅡ504
※JR「関内」駅より 徒歩5分、横浜市営地下鉄「関内」駅より 徒歩1分 |
manabyの詳細はこちら
※公式HPはこちら
自分に合った就労移行で、就労を実現させましょう!
いかがでしたでしょうか。
今回は、『桜木町・みなとみらい』エリアにあるおすすめ就労移行支援事業所を紹介しました。
気になる事業所がありましたら、ぜひ一度お問い合わせをし、見学に行ってみてください。
自分らしく通える就労移行支援事業所がきっと見つかるはずです!