「就労移行支援事業所を検討していて、どのようなところに注目して選べばいいのかわからない」と悩んでいませんか?
一番大切なのは、「自分に合った事業所であるか」を見極めることです。
今回は、自分に合う就労移行支援事業所の探し方と選び方のポイントをご紹介します。
就労移行支援事業所ルーツ横浜関内の支援員として働いています。支援員の目線からわかることをご紹介します。
事前に知っておくと良いこと
就労移行支援事業所を利用できる期間は最長2年間です。
就労移行支援事業所を選ぶにあたって、実際に様々な事業所を見学や体験をしながら、比較し自分に合った事業所を見つけることをおすすめします。
「自分に合う」ということを考える上で、一番重要なことは「雰囲気」であると思います。
「肌に合うか」ということなのです。
就労に向けた訓練をする上で、「行きたい」と思うことはとても大切なことです。
あなたにとって、「行きたい」「行こう」「頑張ろう」「なんかいいな」と思える場所で新しいスタートを切りましょう。
就労移行支援事業所の探し方
就労移行支援事業の数が多く、探しづらいと思う方も多いのではないでしょうか?
WEBサイトや障害者就業・生活支援センター、ハローワーク、医療機関などで情報を集められるでしょう。
また、市町村の役所の障害福祉窓口で事業所の一覧を見ることができ、相談もできます。
就労移行支援事業所の検索サイト
就労移行支援事業所を検索できる「障害福祉サービス事業所検索サイト」「リタリコ仕事ナビ」などのWEBサイトがあります。
まずは、お住まいの地域にどのような就労移行支援事業所があるのかを調べましょう。
自分に合う就労移行支援事業所の選び方
自分の状況を考える・知る
障害の種類や症状は人それぞれ違います。
まずは自分の状況を理解して、何が必要なのか考えましょう。
例えば、「家から近くないと通えない」「都内での就職を目指すため、通勤の訓練もかねて通えそう」「まずは週一回から始めたい」など自分の状況や気持ちを整理しましょう。
これは、相談した先の職員と一緒に考えるのもいいですね。
次第に自分にとって「どんな訓練が必要なのか」が見えてきます。
どんな訓練ができるのか知る
カリキュラムやサポート内容も注目ポイントです。
見学時や体験時に説明してもらえます。
自分について考え、見えてきた「どんな訓練が必要なのか」とカリキュラムやサポート内容を見合わせてみましょう。
事業所ごとに「軽作業をメインとする事業所」「デスクワークの訓練を行う事業所」など特徴があるので比較してみて下さいね。
また、自己管理や障害理解へのサポートについても注目して見てみると良いでしょう。
ここで「どんな仕事に就くか」「職種」が決まっている方もいますが、決まっていない方でも大丈夫です。
基礎的な訓練や、色々なことに挑戦する中で、自分が興味の持てる仕事や就きたい仕事、向いている職種などが分かってきます。
安心して相談しましょう。
就職活動への取り組みを知る
就労移行支援事業所では、就職活動だけではなく、就労を継続できるようにサポートも行っています。
就職することも大切ですが、就労を継続するための訓練をしっかり行うことが大切です。
ですので、短期間で就職できるかどうかの期間よりも内容に注目すると良いでしょう。
例えば、「自社求人」「自社提携先」があるかということも人によっては大事なポイントになります。
最後に
いかがでしたか?
今回は、自分に合う就労移行支援事業所の探し方と選び方のポイントについてご紹介しました。
気になる事業所があれば、見学や体験に行ってみて下さい。
迷ったときは「本当に自分に合うのか?」と自分に問いかけてみて下さいね。
Puenteでは、就労移行支援事業所ルーツとともに障害者の方の就労を応援しています。
ご興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。