「就労移行支援を探しているけど、どこが自分に合うのかわからない」
「事業所ごとに何が違うの?」
就労移行支援自体、数が多いのでどこを利用するか迷っている方は多いと思います!就労移行支援は各事業所によって様々な特徴があるので自分に合う就労移行支援を探すのがポイントです!
今回は発達障害の方に向いていると評判の就労移行支援事業所Kaien(カイエン)の評判や口コミをご紹介します!
是非、参考にしてください!
Puente編集部
元就労移行支援員で構成されているメディアです。
全国の就労移行支援事業所の紹介はもちろんのこと、就労移行支援員で培った経験、ノウハウを基に障がい者向けの就職や日常生活に役立つ情報を発信しています!
目次
就労移行支援事業所とは?
・就労移行支援事業所の名前は知っているが、詳細がわからない。
・就労移行支援事業所を利用したいけど自分は利用できるのかわからない。
・就労移行支援事業所はどのようなサービスが受けられるのかわからない
就労移行支援の名前は聞いたことあるけど、上記のような詳細はあまりわからないというと方もいらっしゃると思います!
就労移行支援事業所とは、一般企業への就職を目指す障害を持つ方を対象に就職に必要な訓練・サポートを提供する福祉サービスです。
就労移行支援事業所では基礎的なPC訓練やビジネスマナー・コミュニケーション面の訓練、資格勉強カリキュラムなどを主に提供しています。ただ各事業所によってITに特化している、発達障害のサポートに強いなど特徴は様々です。
また訓練だけではなく生活リズムを安定させるためのヒアリングや面談はもちろん就職活動のサポート・アドバイスなども行っています。
就労移行支援の利用料金
利用料金は前年度の世帯所得にもよりますが基本的に無料でサービスを受けることができます。
区分 | 世帯の収入状況 | 負担上限月額 |
生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
低所得 | 市町村民税非課税世帯 | 0円 |
一般1 | 市町村民税課税世帯(所得割16万円未満) | 9300円 |
一般2 | 上記以外 | 37200円 |
過去の記事で就労移行支援事業所の1日の流れも説明しておりますので、気になる方は是非ご覧ください。
対象
下記条件を満たしている方は就労移行支援事業所の利用が可能です。
障害者手帳がない場合でも行政の判断によっては利用可能になることもあります。 詳細はお住いの地域の障害福祉課にお問い合わせください。
・就職を目指す、障害がある働きたい方
・18~64歳の方
・医師、行政から利用可能な判断を受けた方
・離職中の方
※休職中の利用はできません。
利用方法
STEP①
通える範囲の就労移行支援事業所を探す
STEP②
興味のある事業所に電話、もしくはHPからお問い合わせ
STEP③
相談、見学、体験などを実施
STEP④
お住いの地域の障害福祉課でサービス受給者証を発行
STEP⑤
就労移行支援事業所にて利用契約、サービス利用開始
上記が基本的な就労移行支援事業所利用までの流れになります。
お問い合わせや相談、見学・体験なども基本的には無料で行うことができますので、ご気軽に興味のある事業所にお問い合わせしてみてください!
就労移行支援事業所で受けられるサービス
①職業訓練
「就労移行支援事業所」に定期的に通所し、就労に必要なスキルやマナーを身に付けるためのプログラムに参加します。
それまでの就労経験や障害特性によって課題が個人ごとに異なるため、個別支援計画を作成し、その人に合った目標を立てて取り組みます。
事業所内で作業に取り組んだり、講座でレクチャーを受けたりなど、事業所によってそれぞれ独自のプログラムを実施しています。また企業に数日~2週間程度の職場体験実習に行くこともあります。
②就活支援
職業訓練を経て、どんなふうに自分が働いていけそうかイメージができるようになると、いよいよ実際の求人に応募していきます。
どんな形で就活を進めるかというプランを事業所スタッフと相談しながら立てていきます。
就活講座のようなレクチャーを行っている事業所もありますし、独自で職場開拓を行って求人の紹介をしている事業所もあります。
面接などに事業所スタッフが同行してフォローすることもあります。
③定着支援
企業から内定をもらい就職が決まったら、次は、その職場に定着し、職場で活躍できる人材になることが重要です。
業務を覚え、職場の環境になじんでいく過程で何か問題はないか、入社後1か月、3か月、6か月を目安に、事業所スタッフが職場を訪問して確認してくれします。
①入社後の慣れない環境での困りごとを解決する
②長期間継続して働くために、業務や生活のペース配分を確認する
職場に直接言いにくいようなことも事業所スタッフが橋渡しをすることで困りごとを解決し、働きやすい環境を職場と一緒につくっていきます。
就労移行支援Kaien(カイエン)とは?
Kaienとは?運営元などをご紹介!
「就労移行支援Kaien」は、株式会社Kaienが運営する就労移行支援事業所です。
運営会社である株式会社Kaienは就労移行支援とは別に、発達障害の積極採用を売りにしている転職サイト「マイナーリーグ」を運営しているため、就職に関するノウハウや実績が豊富です。
就労移行支援Kaien全体での定着率は95%となっており、全国平均の定着率が70%未満であるため、とても高い水準となっています。
また、マイナーリーグと連携しているので、サービス職や事務職、技術職など多様な職種を目指すことができます。
対象 | 精神障害・知的障害・発達障害・身体障害・難病 (障害者手帳をお持ちの方ではなくても利用可能です) 65歳未満の方 一般企業への就職を考えている方 |
就労実績 | 15人超え(1事業所当たりの年間就職者数) |
定着率 | 95% |
事業所数 | 10事業所(全国|2021年) 東京・神奈川・埼玉・大阪 |
発達障害の方に強い?特徴・おすすめのポイント
Kaienでは、学生から50代まで、幅広い層の1400人を就職に導いた支援のエキスパートが伴走しれくれます。
「100種類を超す実践的な訓練から自分の適性を見つける!」
経理・人事・総務・マーケティング・営業・プログラミング・印刷制作など100 種類の職業を体験し、適職を見つけることができます。
ここまで充実したプログラムを用意している就労移行支援事業所はなかなかありません。就労移行支援以外にも様々な事業を展開しているKaienならではの特徴です!
「プログラミングやデザイン、MOSなどPCスキル取得に強いカリキュラム」
Kaien のカリキュラムでは実践を重視しています。実際のウェブサイトを更新したり、事務作業を自動化するツールを作成したりしながらプロジェクトベースで学びます。
Excel、マクロ・VBA、各種プログラミング、画像加工などの応用的なスキルを個人ワークで習得することも出来ます。
「200を超える求人数!Kaien(カイエン)独自の就職サポート」
発達障害に理解がある企業200社以上と連携。
あなたに合う職場を見つけるために担当カウンセラーが二人三脚でサポート。連携企業以外の職種への就活も全面的に支援してくれます。
Kaien(カイエン)の就職実績
就労移行支援Kaienの実績ですが、定着率95%超えという就労移行支援業界の中ではトップレベルの数字が一番の魅力ではないでしょうか。利用者さんの就職後のサポートがとても手厚いので、就職はできそうだけどその後が不安という方にはおすすめの就労移行支援事業所です。
就職先企業一覧
【就職先企業一覧】
アクサ生命保険・帝国データバンク・アクセンチュア・電通国際情報サービス・グリービジネスオペレーションズ・日本IBM・博報堂DYアイ・オー・パソナテック・三井化学・ヤフー・大東建託・ジブラルタル生命保険など
IT企業やメーカーなど他の就労移行には見られないような就労実績ですね!幅広いPCスキルを取得することが可能なカリキュラムなため、就職先の幅も広いようです。
就労移行支援事業所kaienの評判・口コミ
就労移行支援Kaienの口コミを集めましたが、ネガティブな評判が少なく、ポジティブな口コミがとても多かったです。
kaienのおかげで無事に就職ができました。サポートがきめ細かかったと思います。優しすぎず厳しすぎずちょうどいい指導をしてくれて的確でした。また独自求人がたくさんあって有利だと思います。
(Kaien川崎通所者)
就労移行支援事業所Kaienの事業所一覧はこちら!
Kaienが運営している就労移行支援事業所は全部でこちら!
主に東京や神奈川を中心に運営されていますが、Kaienの大人向けプログラムを実施する地域パートナーシップ制度加盟企業・団体は全国にあります。北は北海道から、南は兵庫まであるので、関東圏以外の方もぜひチェックしてみてください!
最後に
今回は就労移行支援事業所「Kaien」(カイエン)の評判や口コミまとめ、特徴をご紹介しました。
評判・口コミも多くあり、実際のところ不安という方や利用するかどうか迷っている方は実際に見学、体験に行き、自身の目で確かめてみましょう!
この記事が新たな一歩を踏みだすきっかけになれば幸いです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
Puenteでは他にもおすすめの就労移行支援事業所を紹介していますので、是非参考にしてください!