【大人の発達障害】ADHDチェックリストで自分に合う仕事を探そう!

大人になってから「ミスが多い」「要領が悪い」などで悩んでいませんか?きっと真面目なあなたは「自分が怠惰だから」と考えてしまうのではないでしょうか?

しかし、あなたの失敗の原因は性格ではなく障害の特性によるものかもしれません。

ADHDという障害をご存知ですか?ADHDとは発達障害の一種で、「注意欠如・多動症」という疾患です。ADHDは100人中2.5人もの人が持っていると言われています。

ADHDは大人になると一部の症状は減少します。そのため、大人のADHDは気付きにくいのです。

あなたがもっと輝くためにあなたの個性を詳しく知り、あなたに合う仕事、環境はどのようなところが良いのかを考えましょう!

まずは「大人の発達障害チェックリスト」に取り組んで、あなたのことをよく知りましょう。

【小原 奏馬】

障害者の存在をもっとカッコ良くしよう!を目標にPuenteにジョインした大学生です!自身の障害の経験や障害児教育で学んだことを生かして記事を書いていきます!

 ADHDチェックリスト

ADHDチェックリスト1【コミュニケーション】

✔︎「常識で考えて」と注意される。

✔︎悪意がないのに相手を怒らせたことがある。

✔︎空気が読めないと言われる。

✔︎相手の意図を読めない。

✔︎相手の気持ちを察することができない。

✔︎暗黙のルールがわからない。

✔︎「ほどほどに」や「ちゃんと」といったあいまいな表現が理解し辛い。

二つ以上当てはまったら…コミュニケーションが苦手かも

ただ人と話すことが苦手なわけではありませんが、ADHDでは特に以下のことが苦手になりやすいです。

  話し言葉がわからない

日本語・日本人の会話の特徴と発達障害者の性格が合わないため、コミュニケーションを苦に感じてしまう人は多いです。

苦手なことや失敗例

・文脈を理解できない。

・あいまいな言葉を理解できない。(「ちゃんと」「適当に」はわかりませんよね)

・指示語の対象を理解できない。(日本語では指示語で主語や目的語を省略することが多い)

・悪意がないのに失礼なことを言ってしまう。(敬語を使うのが苦手)

 メタメッセージがわからない

言葉以外のコミュニケーションのことをメタメッセージといいます。実はコミュニケーションの80%もメタメッセージが占めているのです。

メタメッセージがわからないと…

・相手の気持ちを理解できない。(気持ちを正直に言葉にしてくれる人のほうが少ない)

・アイコンタクトが取れない。

・皮肉や冗談がわからない。

・人の嫌がることを言ってしまう。

ADHDチェックリスト2【想像と予測】

✔︎「常識で考えて」と言われてもわからない。

✔︎空気を読むのが苦手。

✔︎相手の気持ちを察して行動できない。

✔︎先を読むのが苦手。

✔︎暗黙のルールがわからない。

✔︎仕事の段取りの予測が立てられない。

二つ以上当てはまったら…想像・予測が苦手かも

大人のADHDの人に多い症状です。想像といってもただ想像力がないわけではありません。普通の人が簡単に想像できることが想像できないから障害となってしまうのです。

 想像が苦手

発達障害の人が想像しにくい主な対象は以下のものです。反対に発達障害の人が想像しやすいものは、音楽や絵画の芸術・物理や化学の論理的な現象・天気などです。

想像するのが苦手なもの(見えないもの)

・人の気持ち

・暗黙のルール

・状況や人間関係

 予測が苦手

先を予測する力が足りないと以下のことをしてしまいがちになり、仕事が終わらなかったり、だらしない人に思われてしまいます。

・集中力が足りない。

・計画が立てられない。

・優先順位がつけられない。

・先送りにしてしまう。

・臨機応変な対応ができない。

あいまいなことが苦手

先ほどからと同じく発達障害の特徴は「普通わかることがわからない」ことです。そして、その原因は「デジタル脳」だからです。「デジタル脳」とは極端に0か1かしか考えることができず、中間的な考え(グラデーション)を理解できない脳のことです。

反対に発達障害の人は数字、論文、物理法則など中間的な考えがいらないことを考えるのは得意です。

わからないこと

・人の心

・ぼかした言い回し

・メタメッセージ

・ほどほど、適当

対処法

このイマジネーションの欠如(想像・予測が苦手)がADHDが原因で起こるトラブルの主な要因です。そのため、必ず対処法を考えたり、周りの人に手助けしてもらえるようにする必要があります。

・ToーDoリストを作ってもらう。

・数字や理論などをもとにした得意な分野の予測を請け負う。

・不測の事態には周りに声をかける。(パニックになる前にチームワークを発揮しよう)

・こだわりすぎない。(一つのやり方に固執せず、別の指示も受け入れましょう)

ADHDチェックリスト3【固執性】

✔︎興味のあることはとことんやり続ける。

✔︎新しい環境が嫌いだ。

✔︎日常生活での決まったやり方を繰り返したい。

✔︎自分のこだわりに反するとムカッとする。

✔︎今、自分がやっていることにしか目が行かず、全体の流れをつかめない。

✔︎応用が利かない。

二つ以上当てはまったら…こだわりが強すぎるかも

「がんこ」や「融通が利かない」とよく言われませんか?この性格の特徴も発達障害の症状なのです。

固執性の特徴

・同じことをやり続ける。(一つのことでスペシャリストになれる)

・変化を嫌う。(安心して取り組める)

・自己中心的。(相手の真意を想像できない)

・驚異的な記憶力(タイムスリップ症)

ADHDチェックリスト4【感情のコントロール】

✔︎ほしいものがあると後先考えずに買ってしまう。

✔︎すぐ怒ることがある。

✔︎悲しいのに泣けないことが多い。

✔︎依存症になりやすい、何らかの依存症だ。

一つでも当てはまったら…カッとなりやすいかも

すぐカッとなりやすい人は、感情のコントロールが苦手です。

・怒りを抑えられない。(感情を止めること、衝動的になってしまうことの二つが苦手です)

特に、衝動性をコントロールできない人は依存症に気を付けなければいけません。

・感情表現が苦手。(不快になっても「怒る」か「落ち込む」でしか表せません)

感情表現は、悲しい時にまず「泣く」で表現できるようになりましょう。

出典:市橋秀夫(2018)『大人の発達障害 生きづらさへの理解と対処』講談社

:小野和哉(2017)『最新図解 大人の発達障害サポートブック』ナツメ社

お疲れ様でした!チェックリストを通してあなたの障害や個性について理解を深められましたか?

発達障害を長所に変えよう

発達障害を長所にできる仕事

発達障害の人は得意不得意の差が極端です。そのため、得意なことでは素晴らしい成果を出すことが少なくありません。自分の得意なことや興味のあること、長く続けられたことを考えてみてください。

発達障害を長所にできる職種

ADHDを長所にできる仕事:発想力が豊かで、積極的なコミュニケーションができる性格を生かしていきましょう。

・営業・接客の仕事

・芸術家(役者・映画監督・歌手)

・発想を最大限に生かせる仕事(デザイナー・エンジニア・プログラマー)

・メディア系(出版・映像制作)

・論理的な仕事(経理・研究職・統計・司法書士)

・専門性に特化した職業(研究職・歩合制の営業・自動車整備士・調理師)

発達障害を長所にできる働き方

裁量労働制

働いた時間に関係なく、契約した時間分働いたこととして賃金が発生するシステムです。働く時間を自分で調整できるためADHDの人が作業時間の予測を立てられなくてもよいのが利点です。

フリーランス

仕事の量や時間なども自由に決めやすいです。また、自分で仕事を決めることができるため発達障害の人が専門性を生かせます。

支援や補助の実態

障害者手帳

発達障害の人でも障害者手帳を申請することができます。(条件があります) 障害者手帳を取得すると「障害者枠」や「オープン就職」で就職することができます。

就労支援をしている機関

就労移行支援事業所

対象:障害のあるなしに関わらず、学生も社会人も受けられます。 内容:就労体験や就労訓練など様々な支援が受けられます。

ハローワーク

ハローワークには障害者専用の窓口があります。履歴書の添削や面接練習などの支援を受けることができます。

発達障害の方に特化した就労移行支援事業所もあります!あなたに合った事業所を見つけましょう!

最後に

発達障害についてよく知ることができましたか?自分のことをよく理解し、自己否定せず、できることから始めましょう。そうすれば必ず長所を生かして活躍できるようになるはずです!

Puenteでは就労移行支援事業所ルーツをとともに障害者の方の就労を応援しています。
就労移行支援事業所ルーツのトップページの画像。リード獲得のため使用

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